石巻動物救護センター
2011.05.30
今日は5月も下旬になるのにひとりごとの投稿が遅くなってしまいました。GW,宮城の石巻動物救護センターに行ったことの報告と思っていたのですが。言葉にするのは難しくて…。
被災された皆さまに心からお見舞い申し上げ、復興を切に願っています。
そして支援物資としてタオルをお預かりしました飼主様をはじめバディ動物病院にご来院の皆さま、友人の気持ちも石巻に届けてまいりました。
石巻の状況を少し説明いたしますと、院長・私も含めGWは70~80人のボランティアが関西、北海道から集まっていました。犬や猫や鳥などのお世話や治療を数日前には10人強でしていたこと(私がいた2日間にも保護された子猫、今は一緒に暮らせないので預かりの猫、これから飼育できないとのことで飼育放棄された犬が加わり、増え続けています。100頭近くでした)。
この一週間で発電機によって電気や水が使うことができ、シャンプーされるワンコたちの姿もみました。また、保護していた犬の飼い主さんが見つかり家族のもとへ帰っていく場面にも出会うことができました。人、物の不足、その中で頑張っている動物たち。そしてその中で懸命に動物のために何かしたい、出来ることはないかとの思いでみえる多くの人に出会ました。
このように嬉しい頑張る力を見ながら、また同時にこれからも続き増え続けるであろう動物たち、もっともっと不足していくであろうお世話や治療を考え苦しい思いもしました。そして、2日間では何もできないというジレンマ、継続的な支援が必要だという思いを強く感じました。
らたのひとりごとでは伝えきれませんが、私自身、自分のできることはやろう。毎日をしっかり生きたいと考える機会にもなりました。これからも継続的に出来ることをしていきたいと思っています。